「赤緑モルトNEXTについて」

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今回は7月29日(土)に開催された第15回シーガル泉CSで優勝した赤緑モルトNEXTについて、採用理由と各対面への立ち回りを解説していきます。

 

[このデッキを使用した経緯]

7月22日に行われた第1回シーガル名取CSで筆者はデアリドギラゴン剣を使用し負け越した。

プレイを見直したが使用デッキの変更が望ましく思えたため環境的に強力でプレイに自信のあるモルトNEXTを使用することを決意した。

 

[採用枚数、及び採用理由]

メンデルスゾーン×4

・フェアリーの火の子祭×4

リュウセイ•ジ•アース×4

・メガ•マナロック•ドラゴン×1

 ・超戦龍覇モルトNEXT×4

スクランブル•チェンジ×1

・熱血龍バトクロス•バトル×4

・蒼き団長ドギラゴン剣×4

 減らす理由が無いため最大枚数採用。

 

・ガチンコ•ルーレット×1

初動を引けずに負ける試合を嫌ったため採用。

ハンドに戻る初動が弱い訳ない。

 

・無双竜鬼ミツルギブースト×3

ガチンコ•ルーレットの採用にあたり1枚削った。環境次第では4枚も視野である。

 

・次元龍覇グレンモルト「覇」×3

参考とした構築では最大枚数採用されていた。器用な動きが出来るが、2体目が有効となる場面が多くないことを踏まえ3枚とした。モルト覇が強い対面が増えているため永遠を1枚切って最大枚数する構築も有りだと考える。

 

・フェアリー•ギフト×1

SA付与は無いが早期召喚が強力なため採用。

 

・永遠のリュウセイ•カイザー×3

同型やバスターをはじめ、殴るデッキへの蓋となるカード。2体目が強力なため3枚採用。

 

・伝説のレジェンドドギラゴン×3

殴るデッキへの〆やロージア対面に使い回して敗北回避をすることが非常に強力。引けないと負けに直結することがあり、使い回したいカードであるため3枚採用。

 

・闘将銀河城ハートバーン×1

・無敵王剣ギガハート×1

・覇闘将龍剣ガイオウバーン×1

・銀河大剣ガイハート×1

・爆熱剣バトライ刃×1

・真聖教会エンドレス•ヘヴン×1

・恐龍界樹ジュダイオウ×1

抜く理由が無いため採用。

 

・革命槍ジャンヌ•ミゼル×1

グリージーホーンと区別できる点は、バスターに立てることで走らせない、同型に対しネクストをキャスト出来なかったときに立てて、相手にバトクロスを要求させる(バトクロスを踏まないとネクスト単体で走れない)ことが出来る点である。グリージーよりも必要と感じたため採用。

 

 [不採用理由]

・ 光牙忍ハヤブサマル

同型が多いため採用したかったが、初動を引けないことが負け筋になることが多いと考え、ガチンコルーレットの採用に伴い不採用。

 

・龍秘陣ジャックポット•エントリー

とても器用なカードだが優先度が低く、41枚目以降となったため不採用。

 

・怒英雄ガイムソウ

ネクストやレジェドギを使い回すのは強力だがマナ武装やハンドキープがネックであったため不採用。

 

・爆殺‼︎覇悪怒楽苦

ジョーカーズやバイク、同型には有効札となるがジョーカーズやバイクは母数が少ない読みであったこと、腐るタイミングが多いことを理由に不採用。

 

・熱血剣グリージーホーン

現環境においてネクストリトルビッグで確定閣ループが必要な対面は少ないと感じ、かつ以前のようなネクストに装備させて盤面除去を出来る事も少なくなったので不採用。

 

 [各対面への立ち回り]

vs同型

ブーストしてネクストハートバーンが基本。

マナロックや永遠は余裕があるときに出せると封印を剥がせる上、単純に横が増えるので有利に戦える。

 

vsあくうぇ式ロージア

レジェドギが光る対面である。

ネクスト閣から相手クリーチャーがいるならレジェドギ、いないなら永遠で盤面を固めながら攻めていく。レジェドギ無しでターンを返すと過剰打点で押しきられるとき以外は先に禁断爆発を外しレジェドギを活かせるようにする。

 

vsクローシスバスター

永遠とジアースはハンドキープしておく。

裏切りを打たれたらジアース効果とトップからゲームメイクする。打たれなければマナを伸ばしモルト覇からジュダイオウやダルクアンシエル、永遠を投げて即死を防ぎながら盤面を固める。バトライループで呪文の多い山を形成するとダイスからガロウズホールヴォルグでライブラリアウトするので気をつける。ダイス貼られた状態で盾がある程度残っていれば先に禁断爆発を外しテック団+何かでの負けを防ぐ。

 

vs青黒ハンデス

永遠とジアースをハンドキープしておく。

先攻なら基本メンデルは打たない。後攻なら火の子を引けていないなら打つ。

火の子祭スタートでドラグナーの着地や永遠で返されない盤面をつくり殴り切る。

こちらも同様にバトライループと禁断爆発には気をつける。

 

 他にも多くの対面がありますがここでは省略させていただきます。

 

今回の構築は今の環境のネクストとして1番丸いものに思えました。

ネクストというデッキはプレイを詰めるほど勝てる山だと思っています。

確かに、多少雑なプレイをしても勝ててしまうこともあります。

しかし、トーナメントプレイヤーとして勝ちを意識する以上1割を2割に、5割を6割にするプレイを身に付けることは不可欠です。

そのため、今回は少しでもネクストというデッキを理解してほしいと思い記事を書きました。

しっかりと理解しているプレイヤーの皆様には需要の無い記事となってしまいましたが、ここまで長文を読んでいただきありがとうございました。